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腸内細菌の重要性と腸内細菌に関係ある病気について

私たちの小腸の中には約1,000種類の腸内細菌がいるとされ、これらが居ないと私たちは健康を保つことが出来ないことが分かって来ています。
近年の様々な疾患(生活習慣病・便秘・過敏性腸症候群・アレルギー性疾患・多発性硬化症・大腸がん・自閉スペクトラム症等々)における腸内細菌の変化の研究を基に、腸内環境を健全にすることの重要性が認識されるようになってきました。
腸内細菌の異常のことをディスバイオシスと呼びますが、もともと腸がどのような状態なら良い状態なのでしょうか?

腸内は適度な酸性が良いとされています。なぜなら、酸性では腸蠕動が活発で善玉菌が増えやすく、細菌の多様性が保たれやすいからです。腸内がアルカリ性になると腸蠕動が弱くなり、悪玉菌も増えやすくなるのです。
便の色は酸性では黄色から明るい茶色です。アルカリ性では濃い茶色から黒色になります。便の形は柔らかい有形便が良いとされています。
腸内細菌と関係があるとされる病気では、腸内細菌は善玉菌(ビフィズス菌等)が減り、悪玉菌が増えやすくなっています。便秘や下痢の腸では、悪玉菌が増えると細菌から大量のガスが発生して腸がパンパンになり、その圧力で腸の粘膜が傷つき、腸の中を運ばれてきた食物残渣などが腸の外に漏れ出て様々な炎症を起こすリーキーガット症候群になってしまいます。
それによりアレルギー性鼻炎・花粉症・アトピー性皮膚炎などになったり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病・うつ病などのメンタルの不調にもなりやすくなると言われています。
腸内環境をよく保ったり、改善するためには水分、食物繊維の摂取に加えて不飽和脂肪酸と言われる油を摂ることも重要です。
不飽和脂肪酸には、オリーブオイル・ごま油・エゴマオイル等があり、これらの油には腸の蠕動を促したり、血圧や悪玉コレステロールや血糖値を下げたりする作用、インスリンの働きを改善する作用、認知機能をアップする作用などがあります。

ビタミンDにはリーキーガット症候群になるのを予防する作用があると言われています。
便秘症は、日本でも1-2割の人が悩んでいるとされますが、小児で増加しており、充分な水分摂取に加えて、腸内細菌に善玉菌を増やす食物繊維の摂取、不飽和脂肪酸の油の摂取、
ビタミンD等を多く含む魚の摂取などが望ましいと考えられます。