アレルギーによる病気はアトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、蕁麻疹などいろいろあります。アレルギーの治療は第一にアレルゲンノ回避です。その回避の仕方、お薬による治療はアレルゲンによって詳しくご説明いたします。
アレルギーによる病気はアトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、蕁麻疹などいろいろあります。アレルギーの治療は第一にアレルゲンノ回避です。その回避の仕方、お薬による治療はアレルゲンによって詳しくご説明いたします。
食物アレルギーにはそれぞれタイプがあり、そのタイプによって症状や原因が違います。
原因となる食べ物を摂取後2時間以内(多くは食べた直後30分間)に起こるものを言います。赤ちゃんから大人まで幅広い年代で現れます。
生後3ヵ月頃までに顔面から始まるようなアトピー性皮膚炎の症状がみられる赤ちゃんでは、食物アレルギーを合併していることがあります。
約30%の児は離乳食開始後に即時型へ移行していきますが、大部分は自然に治ります。
主に学童期以降にみられるアレルギーで、特定の食べ物を食べてから数時間以内に運動をすると症状が現れるもので、比較的まれな疾患です。(中学生1/5,000人、小学生約1/20,000人)
生の果物や野菜を食べたあとにアレルギー反応が起こるものです。小児から成人まで幅広い年齢層に起こりえます。缶詰やジュースなど加熱処理してあれば症状なく摂取できることが多いです。
主に粉ミルクに牛乳の含まれるたんぱく質によって起こるアレルギーです。
このアレルギーが起こったらすぐにご相談ください。
治療の基本は原因食物の除去です。
ただし、現在では、原因食物の除去は 「必要最低限」 にするというのが、アレルギー専門医のコンセンサスになっています。
IgE RAST高値のもの除去するような過剰な除去ではなく、本当の原因食物を除去試験や負荷試験などで絞り込んで、それのみを除去することが求められます。